全建総連 現場賠償共済『パートナー』(請負業者賠償責任保険)
組合員が請負った工事現場。最近の工事は機械化が進み、一般住宅の建設にまで大型重機やクレーンが入るようになりました。ひとたび事故が起きてしまえばその責任も、重大かつ致命的な事故ともなりかねません。
あなた自身の責任の遂行のためにも、施主への配慮のためにも、この「現場賠償共済パートナー」を仕事のパートナーとして検討ください。
『パートナー』はこんなときに役に立ちます
パートナーは、下記(1)、(2)によって、第三者の身体・生命を害したり、第三者の財物を損壊したことにより、組合員が法律上の賠償責任を負担することによって被る損害が補償されます。
(1)仕事の遂行に起因する損害賠償
建築工事、増改築工事等の現場で工事用資材・機材などを落下させたり建設機械類の倒壊など作業(請負工事)の遂行に起因する賠償責任。
(2)仕事の遂行のために用いる「施設」に起因する賠償責任
現場事務所、資材置場等の付帯施設が原因となった賠償責任。
『パートナー』のメリット
- 建築工事や、増改築工事等に伴って発生するさまざまな賠償事故が幅広く補償されます。
- 万一事故が発生した場合の賠償資力の確保により、経営の安定化がはかれます。
- 万全な補償体制により、社会的信用度の向上がはかれます。
- 全建総連の加入者を対象とする制度ですので、個別に加入される場合に比べて、割安な掛金で加入することができます。
補償開始日は・・・
いつでも加入できます。補償期間は掛金を入金された翌日から12月1日までになります。
掛金の算出について
ベーシックプラン
補償金額 (てん補限度額) |
対人・対物 共通で1億円(自己負担額:1万円) | |
前年度年間請負金額 | 基準値 | 加算値 |
5,000万円以下 | 1,740円 | – |
5,000万円超1億円以下 | 1,560円 | 8,980円 |
1億円超2億円以下 | 1,380円 | 26,940円 |
2億円超3億円以下 | 1,110円 | 79,200円 |
グレードアッププラン
補償金額 (てん補限度額) |
対人:1名 1億円 / 1事故 5億円(自己負担額:1万円) 対物:1事故 1億円(自己負担額:1万円) |
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前年度年間請負金額 | 基準値 | 加算値 |
5,000万円以下 | 2,000円 | – |
5,000万円超1億円以下 | 1,790円 | 10,430円 |
1億円超2億円以下 | 1,580円 | 31,280円 |
2億円超3億円以下 | 1,280円 | 90,920円 |
※いずれのプランも掛金は請負金額百万円あたりの金額になっています。
※いずれのプランも前年度年間請負金額が3億円を超える場合は別途算出されます。
オプション PL保険(生産物賠償責任保険)のおすすめ
こんな時にお役に立ちます。
下記によって、他人の身体、生命を害したり、他人の財物を損壊したことにより、組合員の皆様が法律上の賠償責任を負担することによって被る損害を補償します。
- 施工業者が製造した生産物の欠陥による損害賠償
- 工事・作業の完了(引渡し)後、その仕事のミス(不備・欠陥)による損害賠償。
また、対人事故が発生した場合は、賠償責任額が確定する前であっても所定のお見舞金費用をお支払いすることができます。
PL保険加入のメリット
- 建築工事や増改築工事後に発生するさまざまな賠償事故を補償します。
- 万一事故が発生した場合の賠償能力の確保により、経営の安定がはかれます。
- 万全な補償体制により、社会的信用度の向上がはかれます。
- 保険料は全額経費とすることができます。
オプション 建設工事保険のおすすめ
工事中に天災や他人からの建築物への損害を補償します。
このような時にお役に立ちます
建築工事保険は、ビル、工場建屋、住宅などの建物およびこれに類する建築工事を対象とし、建築工事中に生じる損害を補償をする保険です。
工事現場に材料が搬入されてから建築完成後引渡しまでの工事の過程で発生した不測かつ突発的な事故によって、工事(仮工事を含みます。)の目的物、工事用仮設物、工事用仮設建物、工事用材料および工事用仮設材などに生じた物的損害を包括的に保障します。