建設山口とは
建設山口は、正式名称を山口県建設労働組合といい、建設労働者・職人の社会的経済的な地位の向上を目指し昭和40年6月20日、わずか250人で結成しました。建設業に従事している者なら誰でも加入することができる個人加盟 の組織で、現在、約12,000人が加入しています。
建設山口は全建総連(全国建設労働組合総連合)に 加盟しており、都道府県ごとに設立されている53の組合の一員として運動を展開しています。
建設山口本部事務所は山口県山口市にありますが、その他に県下17箇所に支部を設置しており、結成の目的を実現していくために、さまざまな事業に取り組んでいます。
事業内容
建設職人の健康保険(中建国保)
建設山口に加入していれば、病気になったときに他にはない有利な中建国保という健康保険制度に加入することができます。中建国保に加入している70歳未満の組合員の場合は、償還金という制度があり、病院での1ヶ月の自己負担が1万7,500円を超えた場合は全額払い戻しを受けることができます。
仕事上のケガの補償(労災保険)
労働保険事務組合に事務委託すれば、一人親方や中小事業主の場合でも特別加入することができ、労災保険の給付をうけることができます。また、年間保険料を3期に分けて納めることができます。
助け合いの制度(組織内共済)
儲けのためにではなく助け合いで取り組んでいる共済は、安い掛け金で補償を得ることができます。
木造建築・伝統技能の修得(山口建設高等職業訓練校)
後継者を育成していくために、山口県知事の認定を受けた職業訓練校を運営しています。現在は、木造建築科のみの開校です。
建設事業者の支援団体((一社)山口県住宅建設協会)
県内の中小零細建設業者の事業を支援するために、山口県の許可を受けて設立した公益法人で、各種情報提供や講習会を開催しています。